まめたの緑色でありたい毎日の記録

毎日をオールグリーンで過ごすのを夢見つつ、日々の引っかかりを書き留めています。「ももいろのきりん」「エルマーのぼうけん」が好きです。

ツライ気持ちを言える相手がいない

先日最終回を迎えた、BSプレミアム「セブンティウイザン。」

全て放送されてから撮りためたものを見始めた。

70歳と65歳の夫妻に子供が出来、驚きつつも初めての子育てをしていく話。

一見荒唐無稽だけど、医療監修もついてちゃんとリアリティのあるドラマになっている。

夫妻役は小日向文世竹下景子でさすがに安定の上手さ。子供ができた喜びがひしひしと伝わってきて泣けてしまう。

ドラマとしてとても面白く先が気になってどんどん見てしまう。

なぜすぐに見なかったかというと、多分辛くなるだろうと思ったから。そしてやっぱり見ていて辛い。そしてその気持ちを吐き出せる場所が無い。

私も子供が欲しかった。ずっとずっと欲しかった。

 

パートナーとはとても長い付き合いだけど、籍は入ってない。そしてもう年齢的に子供は無理だろう。

ずっと子供欲しいということでは揉めていた。というか、私が一方的に怒って向こうがだんまりがお約束。向こうはバツイチで別れた相手のもとに子供がいるからもういらないんだろう。

けれど、私は自分の子供に会いたかった。

なんだかんだで世の中の大半の人は子供のいる人生なのに、どうして自分はそれを得られなかったのかと思うと吐きそうなほどしんどくなる。結局、なぜ子供を持つことに同意してくれないのか答えすらくれない。

私はとても健康で、きっと子供を作るのは難しくなかったはずと今でも思う。そしてずっと今のパートナーと一緒にいた。なのにどうして子供を持つことができなかったのか?チャレンジすらできなかったのが辛い。

ドラマはとても面白いけど、主人公夫妻の喜びが感じられれば感じられるほど辛くなる。涙が出る。恐れてた通り見ていて辛い。

 

でも、こんな気持ちを誰にも言えない。

籍が入ってないし、子供が欲しいということを誰にも言えなかった。そういうの興味ないふりで周りのあれこれ言うのを流すしかなかった。

ずっと、この先死ぬまで子供を持たなかった事に傷つきながら生きていかなくちゃならないんだろう。芸能人の高齢出産のニュースはいつもささる。

このまま、生きるのが辛い。

子供が欲しかった。

どうしたらいいのかわからない。