まめたの緑色でありたい毎日の記録

毎日をオールグリーンで過ごすのを夢見つつ、日々の引っかかりを書き留めています。「ももいろのきりん」「エルマーのぼうけん」が好きです。

かこさとし氏の訃報で思ったこと

先日、かこさとし氏の訃報があった。
それをきっかけにたくさんのことを思い出した。
私は割と本を読む子どもではあったけど、家に絵本は少なかった。それは単に両親が絵本に関心が薄かったのだろうと思う。子供向けの本はたくさん与えてもらっていた。
それでもたくさんの絵本を見た記憶があるのは、絵本を見る場所があったからだ。
両親の友人で幼稚園を経営している人がいて家族でよく遊びに行っていた。
大人同士の話がつまらない私は休み中の幼稚園の図書スペースに入れてもらって好きなだけ本を読んだ。
皆が知る「ぐりとぐら」や「いやいやえん」もここで何度も読んだ。
そして「かこさとし」という名前を知った。
かこさとし」子どもの私にはすごく不思議なものに見えた。人の名前?どこで切るの?ひらがな5文字というのは何か不思議な言葉に見えた。

幼稚園なので、絵本の雑誌のようなものがありそれを端から読んでいた。かこさとし氏が編集していたものだと思う。
広い幼稚園の室内、図書スペースだけ電気を点けてあとは薄暗く誰もいない中で、私は好きなだけ絵本を眺めていた。

大人になって特別絵本好きでもなく子どももいない私は、絵本にずいぶん触れていない。
そんな時見たかこさとし氏の訃報をきっかけにそんな子供の頃の事を思い出し、好きな絵本の事を思い出した。

そんな風に、誰かにわざわざ話すでもない、でも今自分の中に湧き上がったことをどこかに書き留めたいと思ってブログを始めた。
好きだったのは「ももいろのきりん」と「エルマーのぼうけん」
多分これ以上絵本について書くことはもうないと思うけど、今、絵本の事を思い出したことを書いておく。