今年最初のミッションはビデオデッキを稼働させ「天使が消えた街」をダビングすることでした
基本的にオタ傾向があるので、誰かにハマると何から何まで集めたくなってなかなか大変だ。
最近はなるべく嵩張るような雑誌とかには手を出さないようにしていたんだけど、昔集めた物が中々捨てられない。
今住んでいるところに引っ越すときにも捨てきれず持ってきてしまったのがビデオテープの山。いったいどうしたものか。
今は昔のドラマを見れる機会も多いけど、バラエティとか二度と手に入らない物も多いのでもったいない。
で、夏休みに一度、重い腰を上げてデジタルへのダビングを試みた事があった。
なにしろビデオデッキが2台も残っている。ガッツリキンキキッズにハマっていた時、編集したくて常にビデオデッキ2台持ちだったのだ。
が、下手すると10年ぶりくらいに動かしたビデオデッキは2台ともまともに動かなかった。
そのままダビング計画は頓挫していたのだが、この年末年始に実家に帰省したとき、車だったので実家のビデオデッキを貰ってきた。
そして2日、早速稼働させてみた。
元々あった2台はそもそもテープが中に入らなかったり、巻き取りすらできなかったのに比べると、貰ってきたビデオデッキはテープが入ってちゃんと動くし音も出る。
が、画面が砂嵐で何も映らない。親に確認しても「家では映った」というだけ。
クリーニングテープを使ってみても変化なく、これはおそらくヘッドの問題なんだろうなーとネットで検索。
もう壊れてもいいやとダメ元で、調べたやり方でヘッドを掃除する。
名刺を当ててみたり、クリーニング液を染ませて当ててみたり。
しかし何度やっても映らない。
さらに調べて、ヘッドをどこを掃除するのかを書いてるブログを発見。
綿棒にアルカリ電解水を染ませてそこに当て、ヘッドを回す。
何度目かのテープ投入。
……おーっ!ついに映ったー‼︎やったー!
なるほど、お掃除ポイントわかったからこれでもう大丈夫!
と思って寝て、本日3日、さて念願のダビングをしようと思ったらまたも真っ暗。
………1日でか💧
昨日繰り返したように、本体のネジを外してカバーを取る。綿棒にアルカリ電解水を染ませてヘッドに当ててそっと回す。乾いた綿棒でまた当てて回す。
テープ投入。やった、映った。こりゃ大変だ。
そしてビデオテープの山から2本見つけ出す。
「天使が消えた街」
そう、これをダビングしたかったー!
キンキにどハマりする前から、藤井フミヤが好きだった自分としては光ちゃんとフミヤが兄弟なんて、自分得でしかないドラマだった。
最近でもフミヤのライブに行くのだけど、このドラマのエンディング曲を毎回歌うので、ドラマが見たくて見たくてたまらなかった。
このドラマはメインキャストの事情でCSでも再放送が難しいのでなんとか保存できるようにしたかった。
つい放置したために面倒な事になってしまったけど、やっと再生できたよー。
再生し始めて直ぐは荒い画面が、トラッキング調節しながら何度も再生してるとだんだん映りが良くなってくる。
あー、このアナログ作業懐かしいわー(笑)
CMもカットしてあるのだけど、これはダビングすると画質が落ちるからなるべくリアタイして見ながらカットしてたんだって、見ていて思い出した。
テープに内容を書いた紙が入れてあってそれも細かく丁寧に書いていて、あー自分がこういう時もあったんだなぁと懐かしくなる。
最近のデジタル放送からしたらずいぶんな画質だけど、見出したらついつい手を止めて見てしまった。
アナログの恐ろしいところは1時間分ダビングするのに1時間かかるところで、果たして欲しいものを整理するのにどれだけかかるのか恐ろしい。良くこんなことやってたなぁ。愛か(笑)
幸い、去年ブルーレイを新しくしたので、使ってなかった前のブルーレイとビデオデッキを繋いでダビングしてるので、普段の録画には影響ないし。
いや、本当は新しいブルーレイでダビングしたかったけど、ビデオデッキを繋ぐ端子がもうなかったのでね(笑)
ということで、「わー、みんな若〜い❤️」と感動しながら「天使が消えた街」見てます。
放送は2000年だってよ!
いやー、すごいね。