まめたの緑色でありたい毎日の記録

毎日をオールグリーンで過ごすのを夢見つつ、日々の引っかかりを書き留めています。「ももいろのきりん」「エルマーのぼうけん」が好きです。

「ぼくらの時代」 成田凌×井浦新×奥田瑛二を見た

この番組は毎週予約にしていて、出演者が興味あれば見る。

実際の出演者か仲良い同士なパターンも面白いけど、こういう幅のあるキャスティングも面白い。

 

今回の3人は24歳、44歳、68歳と世代も程よく離れてるけど、俳優としての系統はなんとなく似てるかも。

奥田瑛二のノリが果たして今の若手俳優に通じるかというと微妙な気もするけど、なかなか面白かった。

ほぼ奥田瑛二が年下2人に俳優としてのあり方を語ってる。

しっかりした嫁をもらうのが大事って言ってたけど、奥田瑛二がいうと説得力あるわー(笑)

 

面白かったのは娘2人の話。

下の娘安藤サクラが、女優になるなよーって思っていたのにある日「女優になりたいんです」と言ってきたそう。

で、一度だけ俳優の先輩として「役者というものはなー」と言ったら

「お父さんの生き方と私とは違います。お父さんは役者は24時間365日その役を生きなきゃと思ってる人です。私は女優、自分というのをちゃんと使い分けられるんです」

と言われて「そっかー」となったと。

あああーすごーくわかる!

 

奥田瑛二安藤サクラって俳優としてもタイプが全然違うと思ってたー。

奥田瑛二は存在感というか、昔ながらの俳優で、技量というより本人の存在感を求められてる人なのだけど、安藤サクラは正に女優、その都度顔が違う。

正直、初めて安藤サクラを見たとき「奥田瑛二の娘なのに芝居が上手い!」と驚いたので(笑)

奥田瑛二はわかりやすく破天荒キャラというか、「役者は遊んでなんぼ」的な古いタイプなのに、安藤サクラは芝居とプライベートがキッチリ切り離されていて、世代の差も感じる。

こういう番組だとどうしても下の世代に語る立ち位置なんだけど、ウザがられそうで心配してしまうわ(笑)

 

他の2人に比べ、下積みなくすぐに売れた成田凌のひょうひょう感も面白いしね。

 

とりあえず、奥田瑛二には安藤サクラをこの世に生み出してくれてありがとうとしかいえないかなー(笑)