まめたの緑色でありたい毎日の記録

毎日をオールグリーンで過ごすのを夢見つつ、日々の引っかかりを書き留めています。「ももいろのきりん」「エルマーのぼうけん」が好きです。

「きのう何食べた?」 #6 ついに登場ジルべール!シロさんの自意識過剰がもぞもぞする〜💦

ついにみなさんが待ちに待ったジルベール渉が登場した第6話。
今回はまだまだ出オチのみ。「これで『ジルベール』⁉︎」というつかみは充分だったので、次回からの小悪魔ぶりが楽しみです。

6話のメインはシロさん受難エピソード。
と、言っても結局はシロさんの自意識過剰で人間の小ささが巻き起こす、まさに「ほろ苦い」話。
原作でもあいたたな感じだったけど、実写になるとイタさが倍増、みていてこちらも「ううう💧」となった。

なんだろうなぁ、いわゆる「恋愛市場」での他者の評価と自分での評価のズレが生み出すイタさというんですかね。
私は女性なので男女逆になってシロさんの立場になったときにシロさんのような誤解はまずしない。
けれど世の中に「イケてる40代男性」という半分マボロシの概念があって、「枯れ専」とか「おじさまがモテる」というのがメディアで言われていると、なぜか20代女子がみな「おじさまステキ🧡」と言うと思う傾向が、シロさんに限らずある。
もちろんシロさんは男前で、若い時は本当に女性に言い寄られることが多かったのだと思う。
けれど今はもう40代で、独身で男前なのは変わらなくても「40代」というだけで市場価値は下がっているんです。
けれどゲイで女性の行動には疎く、独身が故に意識がおっさんになりきっていないシロさんはそこがイマイチわからない。
いや、これが30代女子なら彼女達にとってシロさんはまだまだ超優良物件なのだけど、大半の20代女子には「男性」ではなく「おっさん」で、恋愛市場において自分達とはもう関わりのない生き物なんですよね。
これが男女逆なら、女性は「若くない」というだけで価値を下げられるという現実も知ってるのだけれど、男性は勘違いしがち。
もちろん年の差カップルはたくさんいるけれど、それは「40代おじさま」だからというより、単にその人がモテるだけなんですよね。
長森さんにしてみれば、司法試験に合格して理想に燃えてるからこそ「弁護士として」シロさんを素敵と思っただけなのに、いきなり理想を打ち砕かれればああいう顔にもなるでしょう。
ただでさえ女性の少ない業界で「若い女性」というだけで嫌な思いをするという現実もありますしね。
そしてこのシロさんのイタイ勘違いは、かつて若い時は本当にモテていたからこそというのが辛い💧この物語は「歳を経て行くこと」についていい事も悪い事も容赦なくかいているのが面白いけれど、今回のエピソードの刺さりっぷりは恐ろしい。よしながふみコワイよー💧

一方、小日向さんへの誤解は原作より踏み込んで、シロさんが「もしかして俺に気がある?」と思った事を小日向さんにも知られてしまった。
長森さんエピソードを強調するためにもありな改変だと思うし上手いけど、個人的には小日向さんの天使ぶりが薄まってしまって残念。
あくまでも純粋でいい人でジルベールにイタイ程べた惚れな小日向さんなのがかわいいので、ここでシロさんがぐらついた事に気付いてしまって、なんだか天使度合いがゆるくなってしまったかな。
山本耕史が楽しそうに色気たっぷりに演じていて、それは面白いけれど、小日向さんには自分のモテには無自覚でいて欲しかったー。残念。

そしてやっと出たジルベール
あの服であの店に来れるだけでも恐ろしいメンタルの強さですわ(笑)
本格稼働は7話からですね。楽しみ。

そんなイタイ日々でも、料理して、美味しくいただきながらケンジに愚痴っていると、ふっと解消されていくのがほんとわかる。
誰にでも話せる訳じゃない事ってたくさんあって、それを一部でも聞いてくれて一緒にご飯食べながら解消してくれる人の存在は大きい。
シロさんとケンジはそういうかけがえのない相手同士になりつつあるんだなぁと。
イタイ目にあってもそれが救われる。

手羽の水炊きはやりたいなぁと思いつつ実現していない。梅雨とかで寒い日があったらやろうかな?。
アホみたいにイチゴジャムを食べていてもう5回作ってしまった。バターもえらい消費量でその分体が重く……💧
カブが安売りしてたので、原作の鳥とカブの塩炒めとオープニングにも登場のニンジンのナムルを作ったり。


とりあえずやすくなってる野菜を買って、原作見返しながら料理するのが楽しみです。